2013年6月11日火曜日

美しい文章




白川郷に行きたい。
雪に囲まれたい。
日本の冬を楽しみたい。


本を読み終えることを読了というらしい。最近知った。読了って、響きがカッコいい。この歳になるまで漫画以外の本を読むことがあまりなかったけど、最近よく読書をします。

2013年6月10日、川端康成の「雪国」
読了。

内容はさっぱり面白くない。主人公の性格も掴みきれないまま読み終えてしまった。結末も意味不明。
しかし、それを補って余るほどの美しい文章、リズム。
続きが気になるから一気に読んでしまうということはなく、むしろページに散らばる「美」を逃すまいと丁寧に丁寧に読み進めた。


川端康成をもっと読みたかったけど、彼の作品はまだ青空文庫にはないらしい。
中国入りも近いことだし、次は魯迅の「阿Q正伝」を読んでみようかな。

3 件のコメント:

  1. 漫画でもカイジは難しい言葉多いよ。
    「矜持」なんて言葉はカイジで知ったし(笑)。
    魯迅は「故郷」がオススメだよ。

    返信削除
  2. >こうへいさん
    そういえば。「僥倖」もカイジで知ったなあ。
    魯迅は青空文庫に充実してるので、そのうち故郷も読んでみます。

    返信削除
  3. 今日、『雪国』を読んでみたけど、芸者小説だね、これ。
    情景描写はさすがだけど、だからこそ芸者の知識がないとイメージも湧かないだろうから、面白くないだろうな。
    「文章が美しい」とはいえ、そんな理由だけでよくこんな小説が読まれるなと思った(笑)。

    ちなみに、舞台は越後湯沢。
    行ってみたくなった(笑)。

    返信削除