2013年10月13日日曜日

岡崎について



東京でこうへいさんに会ったときのこと。

レコード屋さんに行くために、浅草から御茶ノ水まで歩いて向かうことになった。
土地勘のない僕はこうへいさんについて行っただけだけど、だいたい一時間半くらい歩いたと思う。つまり歩いて一時間半かかる距離の街の位置、道を把握しているということだ。
そういえば、キルギスにいたときも宿からかなり離れた場所にあるバザールから歩いて帰ったことがある。

もちろんこれはこうへいさんの能力ではあると思うんだけど、僕も自分の住む街のことくらいは把握していたいなと思う。
岡崎のことを知るのももしかしたら面白いかもしれない。

2013年10月12日土曜日

チェコの映画ポスター展。





チェコの映画ポスター展。

チェコは行ったことないけど、興味をもった時期がある。
イメージは、『不気味なポップ』
ポップなのに不気味という、ヘンテコさが気に入ってヤンシュバンクマイエルの映画を観漁ったり、チェコの絵本も何冊か買ったりした。

展示品もやはり、不気味なポップさを持っていた。
面白かったのは、ポスターから映画の内容が全く想像できないこと。
製作者のインスピレーションを大事にしているから、映画とは切り離されたひとつの表現になっている。

写真は黒澤明監督の羅生門のポスター。超抽象的なデザインで、それが日本映画であることすらぱっと見ではわからない。
節約しないといけないのに、気に入ったので冊子も買ってしまった。
ポスター展は入場料200円。オススメです。

2013年10月9日水曜日

お寿司とジョジョの日



キルギスで出会ったこうへいさんとともに、同じくキルギスで出会ったケンさんを訪ねた。
ケンさんの握った寿司をごちそうになり、その後は家にお邪魔して飲み明かす。

今年40歳になるケンさん。
こうへいさん曰く『ケンさんは永遠の男の子』

自分は実現可能な話しか出来ないタイプだから、というのもあるけれど、夢や人生を語れる男ってカッコいい。こういうのって資質なのかな。それともケンさんも意識して話してるんだろうか。

旅の話なんてそっちのけで、漫画の話か音楽の話、未来のばかりしていた。
久しぶりに日本語で語らう夜に興奮し、いつのまにか外は明るくなっていた。

2013年10月8日火曜日

祈り



日本にかえってきて目に付くのは、街に氾濫する大量の広告。
それはディスプレイに表示される映像だったりポスターだったり、またはスピーカーから流れる音声だったり。
形は様々だけど、いつでも、どこにいても広告だらけ。
これだけ物量があるとカッコいい広告はたくさんある。中国で共産党のスローガン的な堅苦しいものに慣れていたので、日本はハイセンスな国なんだなと関心する。

けれどやっぱり、結局、人が祈る姿が美しい。
不純物のないのシンプルさ、洗練されているというのはこういうことなんだと思う。

写真は北京、牛街のモスクです。

2013年10月4日金曜日

故宮



日没前、山に登って故宮を眺めた。

PM2.5でガスっているせいか、霞んでいて遠くが見えない。
いったいどこまで故宮は広がっているんだろう。
ひょっとして地の果てまで続いているんじゃないだろうか。


2013年10月3日木曜日

北京のウイグル料理




北京では3回ラグマンを食べた。

最初は宿の近くにあった『新疆風味』の看板をかかげるお店。回族経営のお店だった。
二回目はウイグル人の集まる牛街のビルにあるフードコート。客はウイグル人が多かったけど、こちらも調理は回族。
最後にいったのは宿のスタッフに聞いていったお店。大きめのレストランでウイグル人の従業員もいた。

残念なことに、すべてハズレ。
なんでも北京ではエスニック料理としてウイグル料理は流行っていて、その分中国人受けする味に変化させているらしい。

写真はロシア人街でみかけたウイグル人経営らしきお店。
おそらくここなら本物が食べられそうだけど、なんとお値段38元(580円)。
とてもじゃないけど手が出なかった。これはロシア人価格なんだろうか・・・
ちなみに普通は18-22元。

2013年10月2日水曜日

胡同



北京到着。

予約しておいた宿が胡同にあったのでラッキーと思ったけれど、どうやら北京のユースホステルはほとんどが胡同にあるらしい。
夕方、散歩しながら写真をとっていると、さっそく住民に怒られてしまった。
無理やり観光地にされて見世物にされているからか、少なからず観光客を警戒しているみたい。

これも中国。

2013年10月1日火曜日

チャイニーズUK



洛陽の料理が食べられない。

まずチィユェから勧められていた家家和絵面、これは舌のしびれる麻系の味だったから単純に好みの味じゃなかった。
次に回鍋肉飯、具は不味くはないんだけど、たっぷりの油がごはんに染み込んでべちゃべちゃ。
ではと、食べ慣れた牛肉面。これが超がつくほど激辛。ふたくちでギブアップ。
売店で買ったヨーグルトは薬のような妙な味。

ことごとくハズレを選んでいるのか。洛陽の食べ物が不味いのか。
食事が楽しめないと気分が沈んでくる。おまけに若干下痢気味。

もう洛陽ではマクドナルドに逃げるしかない。
次は北京。期待している。