2013年7月8日月曜日

鳥葬

リタンを訪れたのはこれで二回目。
鳥葬を見るために来た。前回は色々思うこともあり、結局見ないまま去ってしまった。
今回は見る。と覚悟を決めてやってきた。

鳥葬は月曜日の早朝に行われる予定らしい。
数人の欧米人旅行者とともに鳥葬場へ向かった。

月曜日に行うといっても、それは人が亡くなった場合の話。
そしてこの日、鳥葬は行われなかった。
誰かが死ぬことを願うことなんて出来るわけないし、まあそういうことで、僕は鳥葬を見れなかった。実は少しホッとしてもいた。

目的果たせぬまま、明日はカンゼに向かう。

2013年7月7日日曜日

小さなお堂での出来事



リタンゴンパ(寺院)から少し離れた場所にある小さなお堂。
そこで出会った老人。孫を連れて巡礼中なんだという。ラサにも行ったそうだ。
日本人旅行者は、ラサは漢民族だらけで面白くないという人が多かったので、
「ラサとリタン、どっちが"好(ハオ)"ですか?」
と尋ねてみると、
「どちらも"好"だよ」
という答えが返ってきた。
優劣という概念にとらわれないチベット仏教徒らしい答えだった。
「あなたはラサに行ったかい?」
今度は老人が僕に尋ねる。
「我想去、有一天(いつか行きたいです)」

老人は僕の手を握りしめお経を唱えると、孫を連れてお堂を去って行った。

2013年7月6日土曜日

高山病

はっきり言って、僕は高地に弱い。
3000m付近から身体が本調子で動かなくなり、4000mを超えると頭痛が襲ってくる。

現在、チャクテンという街にいる。
シャングリラからリタンへ向かう途中にある街。
宿で仮眠をとり、目覚める。それまで感じていた若干の体調の違和感が酷い頭痛に変わっていた。というか、頭痛で目が覚めた。
また、やはり、僕は高山病にかかってしまった。

シャングリラの標高は確か3200m、リタンの標高は4200mだったか。
チャクテンの標高はどれくらいなんだろう。
ダウンジャケットを着込んでいるとはいえ、夜、薄手の布団と毛布だけでほとんど寒さを感じないことを考えると4000mには届かない気がする。

明日の早朝リタンに向かうつもりだった。おそらくチャクテンよりも標高は高いはず。この体調での移動は正直ツラい。しかしここでもVISAの期限が頭をよぎる。
リミットは7/26日。多少の余裕はもってあるが、延長申請までの予定は詰まっている。この段階で貴重な一日を浪費したくない。
が、高度を上げて体調悪化はもっとマズい。いったいどれくらい高度が上がるかもわかっていないのだ。

葛藤の答えは出ない。明日の体調次第だ。

「どうか起きたら回復していますように」
祈るように目蓋を閉じ、眠りについた。

※後日調べたらチャクテンの標高は2800mだった。やっぱり僕は高地に弱い。

2013年7月5日金曜日

クワマンさん

最初にクワマンさんと出会ったのはグルジアだった。
当時彼は西安からローマまで、つまりシルクロードを自転車で横断する旅の途中だった。

自己紹介から「クワマンって呼んでね」とニックネームで呼ぶことを要求する社交性たっぷりの彼。僕の苦手とするタイプであるはずが、何故か第一印象は良かった。人に敵愾心を抱かせない、不思議な魅力を持った青年だった。
その後彼とはブルガリアとヴェネツィアで再会している。今回は約一年ぶり、シャングリラでの再会だった。

シルクロード横断を終え、今回の旅のテーマは「東アジアと日本をフリーハグで結ぶ」というものらしい。韓国、台湾、香港、そして(無謀にも)中国の北京でフリーハグを行っている。彼の魅力を活かした素敵なこころみだと思う。自分には絶対ムリ。どんな内容かは動画を参照。

旅をすることが目的の僕に対し、クワマンさんにとって旅はあくまで手段。どちらがイイとは言わない。彼はある種の"カッコよさ"を持っていると思う。

クワマンさんは、最終的には小学校の先生になりたいんだそうだ。
頑張って!応援しています!


2013年7月4日木曜日

麗江

早朝6時、麗江古城街。
色は淡く音は少ない。ほのかに残る雨の匂い。
夜が終わり、街が喧騒を取り戻すまでのつかの間の静けさ。




こっちは午後2時の麗江古城街。
人、人、人!


2013年7月3日水曜日

再見、石头城



朝の7時半、子供達は石头城から少し離れた村の学校へ向かう。
とても羨ましい通学路だけど、毎日毎日急な坂道を歩くのは大変だろうな。
石头城は若者が少ない。日本も中国も同じなんだろう。田舎は不便で稼げない、娯楽も少ない。

日本を発つ前、広島県尾道市に寄った。
この街もいわゆる田舎だ。いまだにぼっとん便所の家も多いらしい。にもかかわらず、街の景観、文化、雰囲気、あるいは他のなにかに惹かれ、若者が集まる街になっている。彼らは尾道を盛り上げようと頑張っていた。(少なくとも僕はそう感じた。)

子供達は石头城の魅力に気付くだろうか。
その魅力は都会に勝るんだろうか。

旅行者のエゴは百も承知。
次に訪れるときも、どうかこのままでありますように。

2013年7月1日月曜日

村の日常

名前に石头"城"とあるものの、どう見たってここは山あいの村でしかない。

種まきシーズンでも収穫シーズンでもない7月はやることも少ないらしい。道端で一日中おしゃべりをしているおばちゃん、トランプに興じるおじさん、ラジオから流れる歌謡曲に合わせて歌う老人たちが、小さな村のゆったりとした時間を楽しんでいた。

僕にとっては理想的な村。
写真を多めにupしました、この村の雰囲気が伝わるといいけど。

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